美観地区と逆の倉敷駅北口からは、高架橋直結でアリオ倉敷へつながります。
「アリオ」はイトーヨーカドーのセブンアンドアイグループが全国に展開する大型商業施設。
アリオ倉敷は2011年に、当時としては中四国最大級の複合商業施設としてオープン。
現在は100店舗ほどの専門店にて運営されているようです。
名古屋市近郊では日進市赤池の「プライムツリー赤池」がセブンアンドアイグループ運営のSCですが
正直いつ見ても1階のヨーカドー食料品売り場に元気がなく、アリオ倉敷のヨーカドーはどうかな?
と1階を見てみると・・・ 不思議なことに岡山の雄 天満屋のハピーズというスーパーが入居していま
す。どういうことかと調べてみると、2016年にイトーヨーカドー食品館は撤退したそうな・・。同年9
月に天満屋ハピーズが後継テナントとなりオープンしたとのこと。なお、天満屋ストアは2014年1月に
セブン&アイグループと資本・業務提携しているそうです。
やはりヨーカドーはどこも厳しいのですね。。
さてこのアリオ倉敷の敷地と行き来できる隣地には、何と、三井アウトレットパーク倉敷があります。
*三井不動産ホームページより引用
アウトレット施設だけで駐車場約1700台あり、中四国最大級のアウトレットパークとのこと。ショ
ッピングセンターとアウトレットの複合施設とは珍しいなと思いましたが、三井不動産は大阪府門真市
で2023年にららぽーととアウトレットの複合施設をオープンさせたのですね。
もしかしてこの倉敷がモデルケースになったのでしょうか。
アリオとともにつながっている「倉敷みらい公園」は商業施設内の公園としてはとても広く、家族連れ
の方々などのんびりと過ごされているのを見かけました。
美観地区という観光地が至近であること、駅直結であること、それでいて両施設合わせて約2600台の駐
車場があること、さらにショッピングセンターとアウトレットが融合していることで、この商業施設群
が強い集客力を保持できているんだなと感じました。